
こんにちは!筆者はセカンドハウスで2拠点生活をしています。今現在、とても快適に過ごせているので少しでも参考になればと思います。
セカンドハウスとは?その魅力とメリット
一重にセカンドハウスといっても、色々な形があります。
例えば賃貸で契約する場合と購入する場合、マンスリーマンションやウィークリーマンションを契約する場合、ホテルで長期滞在を利用する場合など、いろいろな形でセカンドハウスに住むことができます。
それぞれで状況は変わってきますが、自分のライフスタイルに合わせて、もう一つの拠点を持つことで、精神的にも肉体的にも楽になることがあります。
職場や学校の近くに住むメリットとして、満員電車に乗らなくていいという点があります。また、電車が遅延して遅れてしまうこともないです。時間の節約にもなるので、その分朝をゆっくり過ごせたり、朝の運動や勉強の時間、睡眠を長く取れるなどのメリットがあります。
息子の場合は朝頭がスッキリしている時にお勉強をするのが一番捗るので、朝学習する時間がたっぷり取れているのがとても嬉しいです。
私も朝食作りや、お弁当を作る時間、朝活のヨガの時間をゆったりと過ごせていることで、時間と心にゆとりを持って生活することができています。それが精神的な安定にも繋がっているのかなと、最近思っています。
セカンドハウスと別荘の違い
別荘は自宅から遠い場所にあり、長期休暇の時とかに旅行のようにのんびりと過ごすことが目的のもので、仕事や日常生活に利用する訳ではなく、仕事を離れて自分の勝手に使える時間を過ごすものです。例えば、日本で仕事をして普段日本で生活をしている人が、海外に別荘を持つ時や、都内で仕事をしている人が、長期休暇の際に軽井沢にレジャーを楽しむために別荘を持つなどに該当します。
それに対してセカンドハウスは、自宅から職場への通勤時間が長く、通勤が困難なためもう一つの拠点を借りることにした場合や、リラックスした週末を毎週過ごすために別の拠点を持つことにした場合などに該当します。
違いは、生活する上で必要なものか、そうでないものかの違いになります。
生活をより良くしたいという観点から、セカンドハウスを考えるということです。
より豊かな生活を目指す理由
これはもう、有意義な生活を送りたかったから。この一言に尽きます。
時間を有意義に使いたかったから。移動の時間を削ってその分自分の時間に使いたい、といったところです。
また、子どもが産まれてから子ども中心の生活となり、いつもいっぱいいっぱいでアップアップしていた自分のメンタルが、少し気持ちに余裕ができ、良い意味で逃げ場ができたような気がしました。
二拠点生活の実際
結論、二拠点生活をして私は良かったです。なぜ2拠点生活を始めようと思ったかというと、子どもの進学先の学校が自宅から遠かったことで、通わせるのに大変な思いをすると感じたからです。
本人も遠くて大変だと思いますが、学校の時間がとても長いので、帰宅してから勉強に集中できる時間が大幅に削られてしまうこと。これは今後の進学における受験の際にかなり不利になってしまうのではないかと、そして最寄りの電車の線はよく止まること、その二つ以外はとても大好きな学校だったので退学するか引っ越しするかとても悩みました。学校の近くに引っ越すといっても、都心から離れることもあり、主人の仕事場とは離れてしまうため引っ越しはできないという状況だったので、平日通学の時だけ自宅へ帰ることにする2拠点生活にしようということになりました。
平日は私と息子で過ごしているのですが、専業主婦なので今まではどうしても狭まったコミュニティの中で生きていたのですが、2拠点あることでいつでも移動できるという心の余裕から、私自身もとても息抜きになっています。いつも行くスーパーとは違うものが売られていたり、行ったことのないお店や場所に行くことは、子どもも私も冒険のようなワクワクした気持ちになりました。そういった気持ち的な部分でも、セカンドハウスを持ってよかったなと感じました。
また、交友関係も広がりました。子どもの習い事をどちらを拠点に探すかということを物凄く悩みましたが、平日はセカンドハウス周辺で、週末はメインの自宅周辺で探しました。色んな地域に住むお友達ができました。
2つの場所で思い出を作れていることが、今はとても楽しい、といった感じです。
週末の過ごし方とライフスタイル

週末過ごす家はゆっくり寛げることがおすすめです。
私は平日は育児に家事、たまに仕事にと忙しく過ごしていますが、ホリデーハウスという言葉があるように、休日は家族でのんびり過ごしています。
我が家では夏はバーベキューをしたり、冬は屋外でお鍋をしたりして楽しんでいます。
BBQやプチキャンプをして楽しめる少し非日常感のある家が息抜きができていいなと思いました。
最近気に入っていることが、壁にプロジェクターを映して映画を見るのが好きなので、お家時間をのんびり過ごす人には、息抜きができる家があるとストレス発散にもなるのかなと感じています。
また、平日は学校や仕事に集中できるような家づくりもしています。
家族それぞれが学校、仕事、趣味を両立できるように、オンとオフの切り替えが自然とできるので、ライフスタイルを分けて過ごせるという点もメリットだと思っています。
1週間のライフスタイル
月〜金 セカンドハウス
土日祝 自宅
仕事との両立方法
多くの場合、通勤が大変で職場周辺のホテルや、マンスリーやウィークリーマンションなど、仕事をしている場所に職場近くのセカンドハウスを探す人が多いと思います。
短期間であればホテルやマンスリーなどでもいいと思いますが、長期的になると賃貸か家を持つことになると思います。
仕事と自分の時間のバランスを考えて、時間は有限なので思い切って職場近くに住むというのも選択肢の一つになればいいなと思いました。
コロナ禍になってから、ネット環境だけでお仕事ができる方も増えたので、気分を変えるために拠点を増やすというのもおすすめです。
セカンドハウスを持つことの注意点
快適なセカンドハウス生活を過ごすために、注意点を紹介します。先にデメリットを知っておくことで対策を考えておくことが可能です。
失敗しないための事前検討
失敗しないためには、事前にデメリットをよく検討しておくことをおすすめします。
周辺環境がどのようになっているのか、実際に足を運んで確認してみることをおすすめします。
住む場所の地域環境の確認や治安なども確認しておきましょう。また、災害があった際の避難所の場所や、ハザードマップで確認したり、地盤なども調べておいた方がいいです。
これは住んでからはどうしようもないことなので、住む前に必ずチェックするようにしておきましょう。
私の場合は、あまりにも周辺に商業施設がないと生活しづらいと感じたので、セカンドハウスの周辺もある程度賑やかな場所にしました。
家具やインテリア、電化製品など全てのものが2つ必要になるので、短期的に住むのではなく長期的に住むことを検討した方がいいです。それか、家具付きの物件を探しましょう。
また、2拠点になると必然的に家を空けることが増えます。その分不在の間はセキュリティー面が不安になるので、安全対策を考える必要があります。我が家は各部屋に監視カメラをつけ、窓ガラスには強化シートを取り付けたり、防犯ブザーを窓に取り付けるなどしました。
最近では顔認証や指紋認証などの高いセキュリティーもあったり、後付けができて工事不要な鍵も出てきています。我が家も鍵のセキュリティーをあげたり、不在時に人が来た場合もすぐにカメラでチェックできるようにしました。
長期的に不在する場合や、あまり手入れに時間をかけられない場合は、ハウスキーパーや家政婦などを検討することになります。自分で二つの家の掃除とメンテナンスをするのはとても大変なので、プロの力を借りるのも全然良いと思います。それこそ、ホテル暮らしの場合は毎日清掃が入ってくれるので楽だと思います。
それらを踏まえて、やはりコストはかなりかかります。
居住の移動時に考慮すること
マイハウスとセカンドハウスの距離が遠すぎても大変で、近くてもあまり意味がないので、おすすめとしては車か電車で大体1時間程度です。2時間以上離れてしまうと、週末だけとはいえめんどくさくて帰らなくなるということがあるかもしれません。逆に近すぎてもセカンドハウスの必要性を感じなくなるかもしれません。