日々の学習 育児

年長から公文を始めた場合の進め方を考える

小学校入学前になると、公文を始める人が多いと思います。

今まで保育園や幼稚園では遊んでばかりだった子どもが、小学生になるといきなり勉強が始まるので、公文で入学前から慣らしておくというのは、子ども自身も自信がつくし、小学校入学後やったことある問題が出てきたら安心するのではないでしょうか?子どもが円滑に授業に臨めるサポートや、学力UPに向けてそれぞれのご家庭で目指すところは違うかもしれませんが、くもんを始めてよかったところや現在の状況をまとめたいと思います。

この記事でわかること

  • くもんの進め方
  • くもんをするときの声掛け
  • 1日何枚やればいいか
  • どこまで進めばいい?

年長からのスタートでの進度とは

結論、年長の段階では進み具合を気にしなくていいです。

ママ
ママ

まずは授業中しっかり座れたらok

まずは座って話を聞ける、座ってお勉強ができる、鉛筆が持てる、ということが何よりも大事!それよりも楽しく勉強して、日々の学習習慣の定着を目指す方が将来の学びに確実に繋がると思います。教材としては幼児の場合は6A〜2A、先取り学習として進んでいる子でもA〜Dの教材をしている子が多いみたいです。

息子の場合は、年長の12月から3Aの教材を始めて、2Aの教材をやっています。(2025年2月現在)

始めて小学校へ行き、ピカピカの1年生となる子ども達は、小学校というものがどんなところかあまり理解できていないことが殆どだと思います。それはそうですよね。まずは勉強より学校に慣れてお友だちと仲良く過ごすことに集中してほしいです。

特に1年生はまだ1年目なので、この”学校に慣れる”ということだけで絶対に一杯一杯なはずです。そんな時に勉強までもガミガミ言われたらやりたくなるのも仕方がない。ということで、楽しむ!という気持ちを第一に大切にし、そこまで進んだかよりも毎日コツコツとできたらokということにしています。

公文の教室によっては、退入室の際に保護者に自動でメールが送られてくるシステムがあり、子どもがちゃんと教室へ行けたかなということがわかるので安心です。小学校になると直接習い事へ行く子も増えると思うので、このようなサービスがあるのは親にとってとても嬉しいところ。

また、確認テストの成績もLINEで送られてくることがあるので、忙しいママにとっては大変助かるシステムです。

公文式の良いところ

  • 学校の内容に直結する
  • 先取り学習ができる
  • 計算力が付く

算数と国語の進度一覧表

 幼児対象の教材は6A、5A、4A、3A、2A

小学校低学年対象の教材はA、B、C、D

小学校高学年対象の教材はC、D、E、F

となっています。公文の特徴として、どんどん先に進めてしまうというところがあります。先取りとして何学年も先のお勉強をしている子も沢山います。いろんな考え方があり、学習が定着していない可能性を考えてあまり先取りを好まない人もいます。

我が家の場合は公文ですすめるところまで進んだら、あとは個別指導などで足りない部分や別の学習をプラスしてあげようと考えているので、とりあえずは先に進もうと思っています。また、進級する度に確認テストがあるので、確認テストに合格しないと次の教材へ行けず、今の教材でもう一度学習するというようになっています。

確認テストで合格すると貰える表彰状を貰うと、子どもはとてもモチベーションがあがるようで、息子はとても喜んでいました。

全然理解していないのに先に進んでしまうことが一番危険で、確認テストがあることで、どこまで理解できているのかということがわかるのが親としてとてもありがたいです。

自宅でできる勉強法

子どもの能力に応じたペース配分

目安として1日1教科5枚程度です。我が家は国語、算数、英語の3教科を1日10枚でやっていますが、慣れれば意外とできています。

先生から当初は、毎日10枚ずつを時間を計って、毎日3教科やりましょう!と言われました。

でも息子は国語より算数の方が好きなので、まず宿題を貰ったら算数から始めるようにしています。2~3日で算数の1週間分の宿題を全部終わらせてしまいます。算数のプリントが全部なくなったら国語、国語のプリントが全部無くなったら英語のテキストをするようにしています。そして1日の枚数も決めていません。大好きな算数は何枚でもできてしまうのですが、国語は時間がかかるため1日3枚となることもあります。でも、1週間トータルしたら3教科1日10枚の量をこなせています。

我が家の場合は1日の枚数も、時間も決めていません。子どもによって適した進め方があるので、必ずしも先生に言われた通りにやらなければいけないということはなく、子どものペースを見ながら、一番ストレスなく楽しく進んでいける方法を親子で試行錯誤するべきだと思います。

公文の先生も、宿題が多かったり少なかったりしたら仰ってください!と優しくいつも言ってくれますし、どのような場合でも子どもに一番合う方法であれば理解してくださることが多いので大変助かっています。

また、一人で公文の宿題やっておいてとか言ってやってもらっても、遊んでしまったりなかなか続きません。

息子の場合は親が横で見てくれていると安心するのか割とずっとプリントをしてくれたりします。寂しがりやだったり甘えん坊の子は、親がいてくれるだけでやる気が出ることもあるかもしれません。

日々の習慣をつける方法

毎日決まった時間に学習する習慣を身につけることは物凄く重要です。

ある一説では、偏差値50以下のお子様の場合は日々の学習習慣が定着していないことが殆どと言われています。

おすすめは勉強時間を新たに作るのではなく、隙間時間の活用です。

朝起きてすぐの時間や、朝食後、登校前や、おやつの時間、夜寝る前のほんの何十分の時間を活用してこの時間の間にやってしまおう!という方法です。

中には、お母さんがご飯を作っている間にプリントをするなんて子もいたりします。我が家は平日、朝起きて用意が終わった登園する前のお時間と、夜寝る前の時間に30分ずつ、1日トータル1時間くらいの時間を取るようにしています。休日は、お出かけや遊びに行く前に、先にやるべきことをやってから出かけるようにしています。最近は先にやるべきことをやってしまった方が後で楽だよね、気分よく過ごせるよね、世言ったふうに、なるべく早く終わらせようという気持ちも芽生えてきました。

また、勉強とまではいかなくても、親が楽しんで自ら学ぶ姿勢を見せてあげるということもものすごく大切な事です。資格の勉強や英語の勉強、本を読んだりしている姿をなるべく子どもに見せてあげることで、学ぶことの大切さを知っていくと思います。

やる気がないときの声かけ

  • やる気がない→何分だけやってみよう!といってみる
  • いやだ!!→じゃあ、それ(今していること)が終わったらやってみよう。
  • ○時になったらやってみよう!
  • 何分後にやってみようね。
  • ○枚だけやってみよう

小学校入学前に目指すべき目標

自分の名前は書けるようにしておいた方が良いです。

授業中、プリントやテスト、自分の荷物や作品など、名前を書く機会は沢山あるので、自分の名前はしっかり綺麗にすぐに書けるようにしておいた方が良いと思います。できたら日付の書き方も練習みると良いと思います。

入学前に、ひらがな・カタカナ・たし算・ひき算までできていたら十分です!

冒頭でも書いたように、まずは小学校に慣れることの方が大事なので、少し遅れていても今はまだいいやと言ったおおらかな気持ちで勉強を進めていける時期になります。

ただ、小学校低学年の勉強って将来の学習の基礎になる部分なので、慎重に進めていきたいところ。早く進めばいいというものじゃなくて、しっかり理解をするということを中心にやっていきたい内容となっています。例えば、一桁の計算ができなければ今後筆算なんて全然できないですし、高学年になって必ず躓くことになります。これからの学習のためにも、基礎学習としてしっかりとした基盤を創りたいところです。

1年生の計算も大事ですが、漢字もすごく重要で、公文の教材で先に進みすぎて忘れてしまった場合は市販教材を活用して復習をするのもおすすめです。くもんの市販の教材も出ていますし、大事なところを完全に忘れている場合は、一度やったところに思い切って戻ることも時には大事になると思います。それくらい、小学校の学習は大事なことを習うのでしっかりとやっていきたいところです。

中学受験をするのであれば、小学校3年生くらいまでに公文のF教材(小学校6年生までの教材)を終わらし、中学受験塾へ移行される方が多いです。中学受験の内容と公文の内容は少し違ってくるので、この段階で公文を辞める決断をされるみたいです。中学受験の内容に特化した中学受験塾があるので、受験まではそちらで学習される方が多いと思います。

中学受験をしない場合は、そのまま公文に通うという人が大半になります。中学受験をしないから学力に対して不安に感じる場合もありますが、先に中学校で習う内容を先取りし、公文に通いながら来たる高校受験や大学受験に備える、というのが良いなと思いました。我が家も中学受験を現段階では全く考えていないので、しばらく続けようかなと思っています。

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東京都内在住一児のママ 2LDK/3LDKの2拠点 平日は全力で、週末はホリデーハウスでのんびり 子どもに全力を注ぐ30代の専業主婦 育児や家事、料理やライフスタイルなど赤裸々にSNSで発信しています♩

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