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【小学生向け】国際バカロレアPYPの特徴とメリットを探る

こんにちは、ふわり(@rinaroom810)です。

幼い頃からの英語教育に興味があり、IB校に興味を持ちました。国際バカロレアという言葉を最近聞くようになったのですが、それが一体なんなのか、そもそもどういうものなのかということを、0から紹介していこうと思います。

今は幼稚園生や小学生からもあるらしく、そのくらいの年代の子達が何をどのように学ぶのか、ということについても詳しく触れていきたいと思っています。

また、その上で普通の学校のカリキュラムとの違いについても考えていきたいと思います。

なぜ今「PYP」が注目されているの?

英語を幼い頃から学習してほしいという気持ちがあり、「グローバル教育に興味があるけど、IBって何?」と思っていました。

インターナショナルスクールでよく聞くことが多いのですが、最近はインター以外でも導入されているようです。

PYP(Primary Years Programme)は国際バカロレアの小学生版で、最近は私立だけでなく、公立小でも導入が増えているようです。

国際バカロレア(IB)とは?

スイス発の国際的な教育プログラム 3歳〜19歳まで段階別に4つのプログラムがある(PYP/MYP/DP/CP)

小学生向けは【PYP】(3〜12歳対象)となっているので、国際バカロレアPYPと言われています。

私は高校生からのIBしか知らなかったのですが、幼稚園や小学生から学べるということに驚きました。

週に1回オンラインでネイティブの先生に英会話レッスンしてもらっています↓



PYPの特徴

探究型学習を大切にしていて、自ら学んでいくカリキュラムになっています。「なぜ?どうして?」を大切にするプロジェクト中心の学びなので、子ども自身が学ぶ意欲がついてくれるし、そういった子は向いているともいます。

特徴

  • 教科を横断
  • 国語・理科・社会などを横断して学ぶユニット制
  • 英語やバイリンガル環境
  • 自己表現・プレゼン力重視

多くの学校で英語を使った授業(日本語も併用される場合あり)

日常的に英語を聞き慣れる環境であることから、話せるようになるスピードが早いといった点もあります。

IBの魅力として、自己表現・プレゼン力重視という点があります。

自分の考えをまとめて発表する機会が多いので、物怖じせず自分の意見を相手に伝える力が期待されると思います。

学習者像(10の資質)を挙げていきます。

考える力・思いやり・挑戦などを育てる指針がある

ただ机上のお勉強だけではなく、自分の意見を相手に伝え、相手を尊重する心まで育ててくれる教育というのはとっても魅力的ですよね。

PYPのメリット(保護者目線で)

メリット

  • 自主性が育つ
  • 興味や疑問を起点に学ぶので「やらされ感」が少ない
  • グローバルマインドが身につく
  • 世界や多様性に自然と興味を持つようになる
  • プレゼン・思考力が伸びる
  • 日本の教育と違った視点が得られる
  • 詰め込み型ではなく「深く学ぶ」ことに重点
  • 将来的にDP(大学進学)にもつながる
  • IB認定校なら中学・高校へと継続も可能◎

ママ
ママ

メリットが多く魅力的な国際バカロレア教育ですが、調べて、考えて、まとめる力が鍛えられるのは、今後の人生で大きな経験になると思います。

気になるデメリットや注意点

日本のカリキュラム(教科書)とは違うため、進学ルートに不安がある人も います。日本語でも学習を進めたい場合は、家庭や塾などでのサポートが必要になるので、一貫校へ入って長年をかけて学んでいくという人が多い印象です。

それ以外にも親のサポートが求められる(リフレクション、発表準備など) ことがあります。

子どもと二人三脚で頑張っていくという家庭にはとても楽しく取り組めると思います。

また、IBとしてスタートするのは英語の環境で学習できるように家庭でもサポートしなくてはならないため、そういった部分でも家庭でのサポートが必要です。

また、授業の中に「答えのない問い」が多く、慣れるまで戸惑う子もいるようです。

国際バカロレアで学んだ子の多くは海外の大学へ行くことが多いですが、国内の大学へ進学予定の場合は学習方法の見直しや進路変更を考えた方が良いかもしれません。

メリットも沢山あるので、挑戦してみても良いかもしれません。

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ふわり

はじめまして。 小さな兄弟を育てながら、毎日をふんわり大切に暮らしているママです。 このブログでは、 子育ての中で感じたこと 暮らしや家事のちょっとした工夫 簡単でかわいいごはんやお弁当 ネイルや自分時間の楽しみ方 など、日々の中で「ちょっと嬉しい」「ほっとできる」ことを綴っています。 毎日じゃなくても、ふわりと軽やかに。 がんばりすぎない、やさしく続けられる暮らしのヒントを この場所に少しずつ重ねていけたら嬉しいです。

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