子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。1学期のがんばりを労ってあげたいところですが、忘れてはいけないのが夏休みの宿題です。「何から始めさせたらいいのか分からない」「やり忘れている宿題があった……」など、子どもの夏休みの宿題に悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。 そこで、今回は夏休みの宿題をスムーズに取り組むためのコツをご紹介します。ぜひご参考にしてみてください。
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【親のサポートがカギを握る⁉】夏休みの宿題で苦労しないためにできること
社会経験のない子どもにとって、自分で夏休みのスケジュールを立てることは困難なので、親がいかに導いてあげるかがポイントになると思います。
毎日朝起きた時や、食事・身支度などのルーティーンを終えた後などに、To doリストを作るのがおすすめです!
今日やることを書くのですが、必ず手書きで、子どもと一緒に書くようにしています。
無理にスケジュールを組むのではなく、達成できるレベルまで落としてあげるのも親の役目ですが、
我が家で使っている夏休みのto doリストはこれ!
子ども用

お母さん用

シンプルバージョンもおすすめです。

必勝ワザ1. 宿題の全体量を「見える化」する
夏休みの初めに、まずは「宿題の全体量を見える化」すると、子どもも親もストレス激減&やる気UPするよ。
宿題がどれだけあるのかの全体をざっくりでも把握しておくことで、毎日大体これくらいやればいいという目安にもなります。
☑︎ 小学生の宿題を見える化する方法
① 宿題を全部リストアップする📝
まずは「見える化」の基本!
学校から出された宿題を、ジャンル別にすべて書き出してみる。
ジャンル | 内容の例 |
---|---|
国語 | 漢字ドリル p.1〜30、読書感想文、音読 |
算数 | 計算ドリル p.1〜25、復習プリント |
自由研究 | テーマ調べ、まとめ、作品づくり |
その他 | 工作、日記10日分、絵日記、観察日記、プリント集 |
☑︎ママと一緒に書き出すのがおすすめ!
(自分で書くことで「自分の宿題」って実感がわくよ)
1つのジャンルを今日は国語の日!算数の日!などで分けるのか、各教科を満遍なくこなしていくかも相談して決めていこう。
なかなか自分で決めるのは難しいから、一緒に決めたほうが順調な計画を立てることができました。
② 宿題量を“数”で見える化
各宿題の「ページ数」「日数」「回数」などを表にして、合計と進捗を管理!
たとえば:
宿題 | 全体量 | やった数 | 残り | メモ |
---|---|---|---|---|
漢字ドリル | 30ページ | 10 | 20 | 1日2ページずつ進める |
音読 | 15回 | 7 | 8 | 朝ごはん前に読む |
日記 | 10日分 | 2 | 8 | 土日は2日分書く |
読書感想文 | 1本 | 0 | 1 | 7/25に本を読む |
→ 進捗バーや色分け(赤:未着手/黄:途中/緑:完了)も効果的!
どれだけ進んでいるかがわかった方がやりがいに繋がるので、夏にどれだけ頑張っているかわかることでモチベーションに繋がるのがメリットです。
③ カレンダー or スケジュール帳に配分する📅
夏休みのカレンダーに「どの宿題をどの日にやるか」をざっくり配分!
やりすぎず、遊びの日もちゃんと確保してね♪
たとえば:
日付 | やる宿題 |
---|---|
7/22 | ドリルp.1〜3、音読、日記 |
7/23 | ドリルp.4〜6、読書感想文の本を読む |
7/24 | 遊びの日(宿題なし) |
7/25 | 自由研究のテーマ決め |
→ **週に1日は「宿題お休みの日」**を作るとバランスよく続くよ♪
夏休みなので、旅行や親戚の家に行ったりするかもしれないので、そういう時は思い切って宿題もお休みして沢山遊びます!
④ “見える”場所に貼る
- 壁・冷蔵庫・学習机の前などに進捗表やチェックリストを貼る
- 毎日「今日の宿題」を付箋で移動するのもおすすめ
💡おすすめツール
- 毎日のto doリスト(子どもと一緒に作るのが◎)
- 無料のテンプレート(スプレッドシート/PDF)
- ホワイトボード or マグネットボード
宿題で苦労する子には共通点がある
宿題で苦戦する子は、そもそも宿題がどれくらいあるのかわかっていないということが多いです。
自分で確認したつもりでも、しっかり把握できていない可能性があるので、『宿題やりなさい』という声掛けだけじゃなくて親が一緒になって宿題を見守ってあげる姿勢が大事だと思います。
夏休みの宿題は普段の宿題と違って自由研究が出たり頭を悩ませることが多いかもしれませんが、一緒にやるととても楽しいものになると思います。